1. 日銀「金利は少しずつ上げるが、世界経済の不確実性に注意」
北海道・釧路で講演した日銀の副総裁・日水善雄氏は、インフレや米国の関税政策などによる不確実性を踏まえ、金利の引き上げは慎重に進めるべきだと述べました。
ただし、労働市場の逼迫などを踏まえると、さらなる引き上げの可能性も示唆。
市場はこの発言を「以前ほど強くないトーン」として受け止め、円安や株高の反応もありました。
Reuters
2. サントリー元CEO、西山剛氏が辞任。輸入サプリ問題で
サントリーのCEOである西山剛氏が、違法な可能性のあるサプリメントの輸入疑惑で、社内規範に反すると判断され辞任しました。THC(大麻成分)が含まれている可能性のあるサプリで、本人は合法だと信じていたと弁明。
日本の厳しい薬物規制を背景に、大きな波紋を呼んでいます。
タイムズガーディアン
3. 自民党幹事長、森山氏が辞意:「責任を取る」
自民党の幹事長であり、岸田首相の側近でもある森山裕氏が、参議院選での敗北を受けて辞意を表明。最終判断は岸田首相に委ねるとしつつ、責任を感じての決断としています。今後の人事や党の動向に注目が集まっています。
Reuters+1
4. 岸田首相、経済対策パッケージを要請へ
物価上昇や対米関税の影響への対応として、岸田首相は経済刺激策の策定を閣僚に要請する方針です。現金給付も検討中で、秋の臨時国会で補正予算の提出を目指しています。政権の安定につながるかが焦点です。
Reuters
5. ロシア高官が日本に「軍事的対抗をやめよ」と警告
ロシアの国家安全保障会議書記・パトルシェフ氏が、日本がロシアや中国に対して軍事的姿勢を強め過ぎるのは危険だと批判。
日本がNATOとの協調や防衛力強化を進める中、緊張が高まっていることがうかがえます。
Reuters
6. 日本、長距離ミサイル配備を前倒し導入へ
防衛省は、中国や北朝鮮の脅威を背景に、国産の長距離ミサイル(射程1000km)を2026年3月までに配備すると発表。
当初計画より前倒しでの導入は、安全保障の危機感の高まりを示す動きです。
AP News
7. 俳優・津々口茂さん(93歳)訃報
1970年代の名ドラマ『太陽にほえろ!』で山村刑事を演じた俳優・津々口茂さんが4月に逝去していたことが発表されました。
舞台や映画でも活躍し、長年にわたって幅広い世代に愛された俳優です。
Nippon
8. 今日9月2日は、歴史的にも特別な日
1945年9月2日は、日本の降伏式が行われ第二次世界大戦が正式に終結した日。
76年が経った今日、この歴史的瞬間を振り返る人も多いでしょう。
WTOP News
今日の振り返り(表でチェック!)
テーマ | 内容のポイント |
---|---|
経済・金融 | 日銀は慎重な利上げ姿勢。政府は経済対策を準備中。 |
政治・企業責任 | 森山氏の辞意、自民党内の責任問題が浮上。 |
企業ニュース | サントリーCEO辞任、不適切な輸入が背景に。 |
安全保障・外交 | ミサイル前倒し配備。ロシアから日本政策への警告。 |
文化・訃報 | 津々口茂さん逝去、昭和の名優に惜しむ声。 |
歴史的意味の日 | 日本が戦争を終えた日としての節目の日。 |
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